【完全版商法】真女神転生V Vengeanceの前作 (真女神転生V)との違いと買うべきなのか

真女神転生V Vengeance

モンスターハンターの様に時代に則った拡張DLCでは無く新規ソフトとして発売となった完全版の【真女神転生V Vengeance】は買うべきなのか、追加要素や改善された点、既プレイ、初プレイを考慮しながら分析していきます。

  1. 真女神転生V Vengeance
  2. 追加要素
    1. ストーリー
    2. レベルを150まで上限解放
    3. 悪魔の裏庭
    4. マガツヒ悪魔
    5. バーチャルトレーナー
    6. ゲストキャラクター
    7. 連続エンカウント
    8. 悪魔会話のバリエーション
    9. マップ追加
    10. サブクエストのバリエーション
    11. 周回要素「創世」
  3. 改善された点
    1. 仲魔編成の自由度向上
    2. マガツロ
    3. 命乞いの調整
    4. 主人公のパラメータ振り直しアイテムの追加アイテム
    5. 2身全書合体の追加
    6. 合体事故の遊びの拡張
    7. アオガミの骸
    8. マガツカの地図妨害がなくなる
    9. 飛行系悪魔から襲撃されにくくなる
    10. 遺物の取得範囲拡大
    11. 地図に高低差の表現を追加
    12. クエストナビの追加
    13. クエストナビが移動する際エフェクトを発する様に変更
    14. 先制の取りやすさの調整
    15. 神意のON/OFF機能の追加
    16. チュートリアルの再確認
    17. 一部サブクエストに目的地の表示を追加
    18. レベル差補正の緩和
    19. スキルオート
    20. 操作系のオプション拡充
    21. グラフィック周りのオプション拡充
    22. スキル演出の倍速設定
    23. 写せ身所持情報の追加
    24. 写せ身画面の機能強化
    25. ソート機能の強化
    26. 合体時のレベルアップでギフトやスキル発見の発生
    27. 全書の機能強化
    28. 護陣エストマ
    29. 周囲を見渡せる雲上視界を追加
    30. 地図に目印機能を追加
    31. フィールドでの障害物の透過
    32. マップアイコンのON/OFF機能の追加
    33. ミニマップの回転
    34. サブクエストに推奨レベル表記を追加
    35. 成長系アイテムの一括使用
    36. 経験値アイテムの改善
    37. どこでもセーブ実装
    38. 色々な改善の感想
  4. DLC
    1. 前作(真女神転生V)のDLCクエストは標準搭載
    2. 今作の追加DLC
  5. 前作(真女神転生V)からの引継ぎ要素
  6. 結局買うべきなのか
  7. まとめ

真女神転生V Vengeance

  • タイトル名真・女神転生Ⅴ Vengeance
  • ジャンルRPG
  • 発売日2024年6月14日 ※Steam版は14日13:00よりプレイ可能
  • 価格通常版:9,878円(税込)
    デジタルデラックス版:11,660円(税込)
  • 年齢区分CERO C
  • 対応ハードNintendo Switch™️、PlayStation®5、PlayStation®4、
    Steam、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows

※Steam、Xbox Series X/S、Xbox One、Windowsはダウンロード版のみ
※PS4版からPS5版への無料アップグレードに対応

真女神転生V Vengeance 公式サイトより

マルチプラットフォーム化で個々人で持つハードウェアに縛られることが無くなりました。

総勢270体以上、新規悪魔40体以上が収録されていて過去最大級の悪魔の数になっています。

ソフトの値段がかなり高く、追加ストーリーや大幅なシステム改修が行われたとて前作をプレイしてる人は大まかな雰囲気やダンジョンを既に知っているので、少し戸惑うところもあるでしょう。

シリーズ最大の作品という事なので前作(真女神転生V)をプレイしていない方たちはおめでとうございます。

追加要素

合計50個(公式側の見解)の改善と追加要素で大幅パワーアップを遂げたようなので追加要素と改善点を分別して紹介します。

ストーリー

真女神転生V Vengeanceでは冒険の序盤で2択のストーリー選択を迫られます

前作(真女神転生V)の「創世の女神篇」と今作ストーリー「復讐の女神篇」が選択出来て、中盤以降ストーリーが大きく変化するようです。

前作(真女神転生V)80時間+今作で新規ストーリー約80時間で合計160時間のストーリーが遊べるようです。

小森: 前作(真女神転生V)のストーリーである「創世の女神篇」をプレイしていない方は、「復讐の女神篇」から始めていただいても大丈夫です。どちらのストーリーも始まりは同じですが、時間が経つにつれてイベントや会話、戦闘の場所が変わったりと、さまざまな変化が起こります。片方のルートをクリアしてからもう片方のルートを始めたとしても、同じ世界と時間軸を辿っているにもかかわらず、だんだんと物語がズレていくように感じてしまいます。

— Google 翻訳

との事なので新規の人はどちらのストーリーから始めても問題ないそうです。

その為今作から始める人は周回必至の160時間を丸々遊べるゲームになっています。

レベルを150まで上限解放

レベルを150まで上限解放できる神意「法理超越」が使えるようになるようです。多分、戦術の幅は広がる?のかなと思います。

悪魔の裏庭

仲魔と触れ合える要素です。

貢ぎ物を仲間に渡すとステータスが強化される特別な会話、ゲーム攻略に応じて特別な会話が発生することもありその際にはアイテムや見返りがもらえることもあるようです。

アオガミとの会話もありナホビノの能力が高まるような特別な会話が発生することもあります。

フリーカメラモード

悪魔の裏庭内で写真を撮るモードにすることが出来て、手持ちの悪魔や仲間キャラクターの写真を撮ることが出来るようです。

マガツヒ悪魔

マップにランダムで出現する強力な敵「マガツヒ悪魔」を倒すことで香の入手機会が増加します。

バーチャルトレーナー

最大レベル999のボスラッシュになるのでこれがエンドコンテンツ?の追加です。

ゲストキャラクター

「復讐の女神篇」で、シナリオ上で同行しているキャラクターが使用出来るようです。

条件を満たすと人修羅もゲストキャラクターで共闘できるようになります。

連続エンカウント

このシステムは通常戦闘を長期戦にする懸念があるのであまり肯定できないですが、「普段よりも多くの経験値・マッカが手に入る」と記載されているので、追加で倒した数に乗算されるとか通常で倒した以上の恩恵が得られるようならまあアリですね。

悪魔会話のバリエーション

シルエットクイズが追加されたりと面白そうです。

当時の公式ツイッターでやってた【日めくり悪魔シルエットクイズ】がここで活かされています。

マップ追加

新ストーリー「復讐の女神篇」で新ダアト「新宿区」と新ダンジョン「シャカン」が追加されます

サブクエストのバリエーション

ただの使いっぱしりでは無く、悪魔を操作して挑むクエストやタイムアタック要素のミニゲームタイプのサブクエストが追加されるのでクエスト消化が楽しい物に生まれ変わりそうです。

周回要素「創世」

特定の条件で解放される極限」モードです。あらゆる敵悪魔の150レベルになる代わりに「香」がマッカで買えるようになります。

今作ではレベル補正が緩和されるのでそこまで難しくなる想像はつきませんが「極限モード」と謳うくらいなので、やりごたえのある難易度にはなりそうです。

改善された点

フィードバックが活かされて、余計なストレスが無くなるような改善点が多くあり、利便性が大幅向上し遊びやすいゲームに生まれ変わったようです。

仲魔編成の自由度向上

複数悪魔によるマガツヒスキル

特定の仲魔を必要とする代わりに強力な攻撃が放てるようになります。色々な組み合わせがあるので、リストにまとめてくれてたら嬉しいですね。

ユニークスキル

全悪魔固有パッシブ付与でシナジーも発生します。属性強化パッシブもあるようなのでバトルのテンポが上がりそうです。

マガツロ

前作(真女神転生V)では特定の場所に向かうのに地形が分かりずらいし、ルーラポイントから遠いしでため息しか出なかったんですが「マガツロ」で細かな移動が短縮されたようです。

命乞いの調整

「香」の入手機会の増加します。

主人公のパラメータ振り直しアイテムの追加アイテム

直感に任せた振りミスが「新約の石板」で改善されます。

2身全書合体の追加

時間短縮出来るので以前より楽に仲魔を増やせます。

合体事故の遊びの拡張

合体事故のみの悪魔が追加事故率を大きく上げる神意追加

アオガミの骸

アオガミ型の写せ身を簡単に無限入手できるようになります。

マガツカの地図妨害がなくなる

地図妨害が消えてマップが見やすくなります。

飛行系悪魔から襲撃されにくくなる

死角からの追跡が無くなります。

遺物の取得範囲拡大

取得範囲2倍で時間短縮系の改善です。

地図に高低差の表現を追加

前作(真女神転生V)も色分けがあったがグラデーションになってて見づらかったのがより明瞭になって分かりやすくなります。

マガツロで改善されてるとは思いますがダンジョン限定なのでフィールドではいつも通りと思います。

クエストナビの追加

ナビ悪魔ごとに固有の便利スキルを持っているのでアイテム入手効率があがりそうです。

クエストナビが移動する際エフェクトを発する様に変更

少し分かりづらかったところが改善されます。

先制の取りやすさの調整

時間のかかる面倒くさい忍び足をせずとも先生が取れるようになります。

神意のON/OFF機能の追加

解放で強制発動だったのが任意でON/OFF出来る神意が存在するように。

チュートリアルの再確認

チュートリアルを気にする人は多くないかもしれませんが再確認できるようになります。

一部サブクエストに目的地の表示を追加

少し分かりづらかったのが改善されます。

レベル差補正の緩和

一桁台のレベルの差ですら敵味方共にバランスの悪い戦いになっていたのが改善されます。

スキルオート

通常攻撃しかオートに出来なかったのが、弱点を突ける「スキルオート」システムで効率よく敵をなぎ倒していけるようになります。

操作系のオプション拡充

より自分に合わせた動きで快適にゲームプレイ出来るように改善されます。

グラフィック周りのオプション拡充

明るさを調節出来るようになります。

個人的には暗くて見えないのがストレスなのでかなり嬉しい改善点ですね。

スキル演出の倍速設定

極端な選択しか出来なかったのが段階調節でスキル演出を倍速短縮で見れるようになります。

写せ身所持情報の追加

分かりやすくなりました。

写せ身画面の機能強化

余計な時間を使わずにいられるようになりました。

ソート機能の強化

大幅な時短が出来て分かりやすくなりました。

合体時のレベルアップでギフトやスキル発見の発生

ギフト発生があるので「香」の入手機会が増加します。

全書の機能強化

オリジナルとの比較を簡単に出来るようになりました。

護陣エストマ

より便利になりました。

周囲を見渡せる雲上視界を追加

マップアイコンが出たままで空から周囲を見渡せます。ズームも出来るので分かりづらい高所でも見られるようになりました。

地図に目印機能を追加

ピンをさせるようになり、アイコンが出ていないマップの目的地が分かりやすくなりました。

フィールドでの障害物の透過

あまり3D酔いに対して理解出来ていませんが3D酔いが軽減されるようです。

マップアイコンのON/OFF機能の追加

マップアイコンをON/OFF出来るようになり、探索のしやすさの向上と目的以外の邪魔になるアイコンを消せるようになりました。

ミニマップの回転

左下にある円形のミニマップがカメラに合わせて回転するようになります。

サブクエストに推奨レベル表記を追加

自分の適性レベルが分かるので突然強敵が出てきて全滅させられることが無くなりました。

成長系アイテムの一括使用

一つ一つ使うと結構時間が掛かり、ストレスになっていたところが改善されます。

経験値アイテムの改善

戦闘に出なくていいので時短になります。

どこでもセーブ実装

ルーラポイントでしかセーブ出来なかったのがどこでもセーブ出来るようになってフットワークが軽くなりました。

ボスの扉の前や御霊の前でセーブ出来るので細かな移動が無くなり、絶対に付いて回るリセマラ要素が時短できるようになります。

色々な改善の感想

とんでもない量の改善です。ただ正直な話、より便利になって改善されているのは分かりますが、振り返ってみてみると結構当たり前な事が出来ていなかった所もありましたね。

前作(真女神転生V)は雷雨の中でゲームプレイをしているレベルのハンディキャップがあるんじゃないかと思う程で、完全版へ向けての踏み台といっても過言ではありません。

しかしながらあと一歩足りないところが改善されていてより遊びやすいゲームになったのも間違いないです。

DLC

前作(真女神転生V)のDLCクエストは標準搭載

前作真女神転生VのDLCクエストは追加課金なしで遊べるようになっています。

前作(真女神転生V)でDLCをガッツリ買った人は不平不満を言う権利ぐらいはあると思います。

今作の追加DLC

決定版的な事を公式が言っているのに発売日の前にDLCの発売が確定しているのはどうなんでしょうかね。ソフトの値段を考えたら同梱されてても良いと思いますよ。

前作(真女神転生V)からの引継ぎ要素

前作(真女神転生V)のプレイ済み同一ニンテンドーアカウントかつ引継ぎ条件を満たしたときに恩恵を受けれるようです。アイテムに関しては有利に進めれるのは間違いないですが、ささやかなのでそこまでプレイに影響は無いです。

同一ニンテンドーアカウントだと最大3体の悪魔データが今作の悪魔全書に登録されるようです。

最大3体は少なすぎますね。廃人でなかろうと浅くやりこみする人ですら愛着の湧いた悪魔と育成済み悪魔は3体じゃ収まらないのは必然なので同情しかないです。

”「引継ぎ条件」ネタバレ注意ボタン”
データ引継ぎ特典、クリア済ルートごとの特典について
データ引継ぎ特典(クリア済データがない場合も入手可能)
・御厳結晶・大×1
・傷薬×20
・チャクラドロップ×5
・道返玉×5
・万里の眼鏡×20
・くらましの玉×5

「万古の神殿」攻略後のイベントで「神の秩序を守るべき」を選び、クリアしていた場合
・アブディエル(大天使)の写せ身×1
・アブディエル(堕天使)の写せ身×1
・体力の霊香×10
・体力の香×10
・魔導書×10
・福音書×3
・木彫りの山羊×1

「万古の神殿」攻略後のイベントで「東京を救うため創世する」を選び、クリアしていた場合
・ハヤタロウの写せ身×1
・力の霊香×10
・魔力の霊香×10
・力の香×10
・魔力の香×10

「万古の神殿」攻略後のイベントで「座の破壊」を選び、クリアしていた場合
・ジョカ(人間形態)の写せ身×1
・ジョカ(蛇形態)の写せ身×1
・速の霊香×10
・運の霊香×10
・速の香×10
・運の香×10

「万古の神殿」攻略後のイベントで「座の破壊」を選び、
最後の選択肢で「人のみの世界を創世する」を選び、クリアしていた場合
・シヴァの写せ身×1
・コンス・ラーの写せ身×1
・フィンの写せ身×1
・生命の霊香×4
・気力の霊香×4
・生命の香×4
・気力の香×4

すべてのルートをクリアした場合
・上記すべてのアイテム
・戦いの経典×10
・炎の経典×10
・氷の経典×10
・雷の経典×10
・風の経典×10
・光の経典×10
・闇の経典×10
・破壊の経典×10
・癒しの経典×5
・支援の経典×5
・災いの経典×10

引継ぎができない悪魔について
引継ぎ不可悪魔

至聖女タオ
夜魔リリス


所持スキル留意点

エストマは引き継ぎ不可
※今作ではスキルから神意となったため


その他留意点

以下の要素は、前作と今作で差異が出るものもあるため、そのままの引継ぎではなく多少変わる可能性があります。
・Next Skills
・素の防御相性
・適性
・Lv、最大HP/MP
※引継ぎデータのLv、最大HP/MPが今作の基準値未満の場合、今作の基準値まで引き上げられます。

結局買うべきなのか

前作(真女神転生V)のプレイ済み、クリア済みの人

カジュアルにプレイしていれば100%の推奨はしませんが6割~7割ぐらいの意欲で買うか買わないかの選択をするレベルにはあります。

しかし滅茶苦茶やり込んでストーリー周回・ステータスMAX・悪魔全書コンプを達成したりとしている人は、結果として時間の無駄になってしまったし、十分にやり遂げているので別に買わなくても良いんじゃないかと思っています。

何百時間プレイしたのを98%リセットされるのは狂気の沙汰です。なんか配慮に欠けてるなと感じます。欲しいなら中古で安く買うのがベターです。

今作から始める人

前作(真女神転生V)と並べてみたら比にならないレベルでの快適度が増しているしプレイできる要素も盛りだくさんなので買わない選択肢は無いです。

真女神転生シリーズ初の人でもシリーズ最大の作品という事な訳だし、ほぼほぼ独立した作品なので少しでも興味があれば今作をクリアしてから過去作をプレイするというやり方でも問題無いです。

まとめ

クリア済みの人はシステム改修も多くあったの分かるけど土台は同じだしオリジナル版とそこまで変わっていないので拡張DLCっていう形で実装してほしかった気持ちは強いですよね。

まあアトラスの完全版商法はお家芸なので時代に則って変わっていくという価値観自体が間違っていたという事です。消費者側は今回の反省を活かしてオリジナル版は買わないという行動を心掛けるのがベストというのが結論です。

今作の【真女神転生V Vengeance】からプレイする人達は発売日6月14日をを楽しみに待ちましょう!

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