題名はなんとなく知っていたんですがとてもジャケ買い出来るようなインパクトは無かったので買う機会を失っていました。
が「クロノトリガー」と「シュタインズゲート」って妙に頭に残るタイトルじゃないですか。なのでふと思い出して買う機会を得れました。
今回は運よく買えたこの素晴らしいゲームの良かった点と不満点をちょっとネタバレありでまとめたレビュー記事です。
STEINS;GATE ELITE

項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | STEINS;GATE ELITE |
ジャンル | フルアニメーションADV |
日本発売日 | 2018年9月20日(PS4 / Vita / Switch) |
海外発売日 | 2019年2月19日(PS4 / Switch / Steam) |
通常版価格(日本) | 8,580円(税込) |
完全受注生産限定版価格 | 18,000円(税抜) |
グッドバリュー版(Switch)発売日 | 2024年4月11日 |
グッドバリュー版価格 | 4,180円(税込) |
15周年記念ダブルパック発売日 | 2024年4月11日 |
15周年記念ダブルパック価格 | 7,700円(税込) |
Steam版価格 | 6480円(税込) |
発売元 | MAGES.(国内)、Spike Chunsoft(海外) |
原作ゲームをアニメ化した物をより詳細にしてゲームに落とし込んだというほぼリマスター作品です。
良かった点
全ての登場人物に意味がある
主人公以外のサブキャラクター一人一人にも必然的な役割があって無駄のない構成になっています。
物語の終盤で「この程度のキャラクターがこんなに重要だったのか」という感じで鮮やかに伏線が回収されていきます。
素晴らしいストーリー
最初の大きな事件「科学分野では知られている」というレベルの有名人である牧瀬紅莉栖が血を流して倒れており、それを見た主人公がラボのメンバーである「ダル」に起きていることをメールで送ります。
メールを送ったとたんに街の様子が一変するものの主人公以外はそのことには気付かず、以前より少し変化した世界で日常を送ることになります。
主人公が秋葉原にある小汚い「ブラウン管工房」の2階に「未来ガジェット研究」を作り、電子レンジを改造した「電話レンジ(仮)」といういかにも残念そうな機械をラボのメンバーが作ります。
当初は携帯電話を用いた遠隔操作で指定時間に電子レンジを起動させるという目的で改造していたものの、#の位置が間違ったことで温めようとしていた唐揚げが再冷凍されるという事件により実験を繰り返す事で「時間を戻す力があるんじゃないか」という仮説が生まれます。
主人公がたまたま「電話レンジ(仮)」に接続されていたダルの携帯にメールを送ったことで最初のメール送信の同時性に気づき、「電話レンジ(仮)」はとてつもない陰謀を秘めていて過去さえも変えてしまう力(過去を変化させる事でのバタフライ効果)を持っているという事を知ることになります。
主人公が「電話レンジ(仮)」の実験を繰り返し気まぐれで過去を改変する事で様々な災難が起こります。それをこの物語の主人公に抜擢されるが所以である「特殊能力」(主人公特権?物語で説明は無し)によって修復と贖罪をしていくというストーリーです。
過去をいたずらに変えた事で色々な人を巻き込んでいくので、自業自得ではあるんですが主人公自身が「必然である固定された運命」に抗い続ける姿は感情移入出来ました。
アニメ未描写シーンの追加
ゲームから入った身なのでこの部分での好奇心は分からないですけれどもアニメは真エンドに向けて一本線であるのに対しゲームは分岐があってそれぞれエンディングが異なります。
全てではないですけどもそれぞれのキャラクターに分岐エンドがあるというのはアニメとは一線を画すのでアニメから入って心打たれた人はかなりおススメです。
不満点
プロローグが長すぎる
本題まで約10時間かかるんですけど、この時間が本当につまらないんですよ。
いろんな設定の説明から雑談をしたり伏線をちりばめたり点と点を出しまくってるけれども全然線で繋がらないというもどかしさと眠気が凄まじかったですよ。
登場人物のクセが強い
基本的には主要キャラクターが2000年代の2ちゃんねらーのノリで会話しているのでネットスラングというか内輪ノリというかそういうタイプの「キャラ」揃いなので胃もたれする人も少なくはないでしょうね。
主人公の本名は岡部倫太郎なんですが厨二病全開なので狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真を名乗っています。
無精ひげが生えていて性格と見た目が若干ちぐはぐなので違和感と鼻につくなという感じが最初はありましたね。
ゲーム性は薄い
基本的にはノベルゲーなのでAボタン連打してストーリーを見るだけなのでゲームとして見れば全然大したことないないなという感想です。
「神宮寺三郎シリーズ」とか探偵物はストーリーを見せるにしてもゲームにのめり込むようなインセンティブがつけらていますが「STEINS;GATE ELITE」はそういう物は一瞬あるぐらいなのでなかなかしんどい仕様になっています。
個人的には声の一致感も含めてアニメから入った方が楽しめるでしょうね。
総評
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
ストーリー | ★★★★★★★★★☆ (9/10) | 複雑な時間軸と緻密な伏線が絡み合い、最後まで引き込まれるシナリオ。アニメ映像で再構成されており、没入感も高い。 |
ゲーム性 | ★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3/10) | 選択肢は少なく、基本的に「読む」体験。分岐はメールによるものが中心で、ゲーム的な操作要素は薄い。 |
キャラクター | ★★★★★☆☆☆☆☆ (5/10) | 個性的で愛着が湧くが、一部キャラは好みが分かれる。ラボメン同士の掛け合いや岡部の厨二セリフが楽しめるかどうかで評価が変わる。 |
ストーリーは素晴らしいですけど総合点は7/10ぐらいが妥当かなという感じです。
まとめ
類似ストーリーの「進撃の巨人」とか見ちゃうとアクションとか驚きとかが物足りなくなるかも知れないですけど、期待以上では無くとも期待は裏切らないストーリーなので「アニメ」「ゲーム」「パチスロ」入りはなんでもいいですけど是非体験してほしいですね。
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